PC内のストレージとして、安価になってきたSSDを使うことが一般化している。ただ、システムディスクを大容量のSSDに置き換えることはまだ一般的ではなく、例えばシステムのストレージはSSD、データディスクとしてHDDを搭載するPCも販売されている状況。数TBのSSDはまだまだ手が届くような状況ではない。
この対抗策として、ストレージはストレージとしてPCとは別に設置し、複数のPCで共有しようというのがNASの役目であるが、これはあくまでもデーター保管庫としての扱いであるため、ソフトウェアのインストールやリアルタイムのファイル編集などには制限がある。
そこで、NASを使用する際に通常のファイル共有(SMB)ではなく、特定のPC専用のストレージにはなってしまうが、ローカルのストレージのように扱えるiSCSIを使用することで容量の柔軟な配分、RAIDなどによる高速化が見込める。
一般的なHDD、SSDのアクセス速度について確認しておく。
まずはSSD。まぁ速いので一般的な使い方であれば全く気にならないレベル。
Crucial ST1000P1SSD

一昔前の安物HDD。なんかやけに遅い。
WesternDigital WD30EZRX 3TB

ちょっと高級なHDD。上記HDDよりも速いがSSDと比べると1/10くらいの遅さだけど容量10倍。
Seagate ST10000VN0004 10TB

ST8000AS0002,ST8000DM004の混在環境、3台でSHR-1、Btrfs環境上にiSCSIターゲットを設置。Windows10標準のiSCSIイニシエーターで接続して計測。
LANは10GbEによる接続でMTUを9000に設定。
ローカルSATA接続の3倍は速い。ローカルにHDDを接続するのが馬鹿らしくなるレベル。容量に関しても実際に使用した分しか消費されないので空き容量が有効に使える。
