タッチパネル液晶とRasperryPiを組み合わせてChromebox化し、そのブラウザ内でcncjsを操作することでコントローラーをタッチパネル化しました。今のところ問題なく使えてます。
このタッチパネル化は、CNC本体の制御基板には手を入れず、操作する側だけをRaspberry PiのChromeboxに置き換える作りだ。CNCの制御ソフト(ここではcncjs)をブラウザで開き、そこにタッチパネル付き液晶を繋いで操作盤にする。
- 頭脳: Raspberry Pi 4 8GB
- 表示・入力: 8.9インチ級のタッチパネルモニター(1920×1200、USB Type-C / mini-HDMI入力)
- 映像ケーブル: micro HDMI → HDMI の変換ケーブル(Pi 4側はmicro HDMI)
- 給電: Pi 4はUSB Type-C 5V/3A。モニターは別途USB給電
- ソフト: Raspberry Pi向けのChromium OS(Chromium OS for Raspberry Pi)。そのブラウザでcncjsを開く
- 固定: モニターはタブレットブラケットでアームやスタンドに固定する
- Raspberry Pi 4にChromium OSのイメージを書き込み、起動させる。
- モニターをmini-HDMI(映像)とUSB(給電・タッチ)の2本で繋ぐ。タッチはUSB HIDとして認識されるので、専用ドライバーは要らないものが多い。
- Chromium OSにログインし、ブラウザでcncjsのURL(LAN内のサーバーかlocalhost)を開く。
- 画面の向き・解像度・明るさを合わせ、ブラウザのズームを上げてボタンを押しやすくする。8.9インチで1920×1200だと素のままだと文字が小さい。
- cncjsをフルスクリーンにして操作盤として使う。起動時にブラウザを自動で開く設定にしておくと、電源を入れるだけで操作盤になる。
- 非常停止は物理ボタンを残す。 タッチだけにすると、フリーズや誤タッチのときに止められない。安全側に倒して物理のE-Stopを並べておく。
- 給電不足。 Pi 4とモニターを同じバスパワーのハブから取ると電流が足りず、タッチが飛んだり画面が再起動したりする。セルフパワーのハブを使うか、モニターは専用のACアダプタから取る。
- タッチのズレ。 解像度や向きを変えたあとにタッチ座標がズレることがある。モニター付属のキャリブレーションで合わせ直す。
- HDMIケーブル。 Pi 4はmicro HDMIでポートが細い。極細ケーブルを使い、ブラケットや筐体に固定してコネクタに負荷をかけない。
- ブラウザの更新。 Chromiumは更新で挙動が変わることがある。CNC制御は「動いていた状態」を保ちたいので、動いてからは自動更新を切っておく。
※ モニターの固定にタブレットブラケットを使うと、M6/M8のカメラネジやアルカスイス互換クランプでアームに載せられる。ブラケットの挟み幅とモニターの厚みが合わないときは、滑り止めのゴムを挟むとズレにくい。
- cncjs(公式) — CNCのWebベース制御ソフト。ブラウザから操作する前提の作りなので、この構成の要になる。
- Chromium OS(公式ドキュメント) — ブラウザ中心のOS。Raspberry Pi向けビルドの位置づけを確認するのに使う。
- 価格・在庫・対応機種は購入時に各ショップで確認する。
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