ここ数年、中華プロジェクタの市場がアツい。ということで、自宅のメインではないしほぼ使っていないテレビをプロジェクタに置き換えることにした。
個人的な選択基準は
基準を補足しておく。見る順番は「ネイティブ解像度 → 明るさ(実測)→ 台形補正の範囲 → ピント調整 → 入力端子」だ。この順で確認すると、カタログの派手な数字に引っかかりにくい。候補を絞ったら、その型番で実測レビュー記事かレビュー動画を1本見ておく。
安価なのには理由がある。大半の機種が同じモジュールの使いまわしなので実際には異なるメーカーでも性能差があまりないとか、スペック詐称(オーバーな表現、誤解を招く表現)が当たり前とか。大手ECサイトもレビューによるキャッシュバックなどで評価が信用できない点にも注意したい。
ここからは、スペック表のどこを見れば「同じモジュールの使い回しか」「独自設計か」を見分けられるかを項目ごとにまとめておく。
中華プロジェクタのルーメン表示は信用してはいけない。国内店頭でのルーメンと同じだと思うと大きな間違いなので比較ユーザーの意見を尊重するべき。
読み替えの目安を書いておく。
入力解像度と出力解像度が違うことをごまかしている製品が多い。多くは対応している入力解像度であり、表示解像度は明記されていないことが多いが、一万円前後の格安系は一般的に WVGA (800×480)とか、WXGA (1280×768)が多い。
確認手順を書いておく。
2万円台で最近Full HD(1920x1080p)が出始めたという感じ。DVD画質と考えれば高い解像度にも感じるが、テレビがほぼフルHDなので比べてしまうとがっかりする。
動画を見るだけならプロジェクタという魔法でごまかせるかもしれないが、字幕やPCで使うことを考えているのであればおもちゃと割り切るべき。
レンズでズーム機能を実現しているモデルは皆無か。モデルによってデジタルズームはついているが、ソフトウェアなので解像度は劣化する方向になる。となると、投影サイズは自ずと投影面からの距離で決まることになる。
なので買う前に、設置位置と投影距離から画面サイズを決めておく。型番で「投影距離 100インチ」を調べるか、説明画像の距離表を確認する。壁に映すなら、本体を前後に動かせる台かスライドできる棚を用意しておくと調整が楽だ。
感覚としてあるのが当たり前思って見過ごしがちなのがピント調整機能。レンズ自体がガラスではないものもあるため無くても当然なのだが、中華プロジェクタには置く距離でピントを合わせざるを得ないモデルもそれなりの存在するので注意。
ピントは「投影距離で合わせるタイプ」と「レンズのピントリングで合わせるタイプ」がある。前者は本体を前後させて合わせるので微調整が効きにくい。買う前に、ピント調整がリング式か、本体の移動が必要かを確認しておくと選び間違えにくい。
国産機であれば投影面の傾き(逆にいうと本体の角度による傾き)を補正する機能が当たり前のようについているが、格安系にはついていない。
部屋の真ん中にプロジェクター用のタワーを立てるなら別として、卓上や天井などに設置する場合は壁面の上下、左右に対して必ずレンズとの距離差が発生する。この差によって、ピントがどこか一か所にしか合わない、映像が歪むなどの問題が起こる。
投影差のピント補正については中華プロジェクタでは対応できるものをほとんど見たことがないが、映像の歪みに対してはソフトウェアで疑似補正できるものがある。
高級機であればレンズで補正したりするので画質もほとんど損なわないが、ソフトウェアの場合はドットバイドットではなくなるので、解像度的には劣化する方向になる。
ソフトウェアでもいいので台形補正はあるだけで見た目が全然変わるので検討の価値あり。台形補正も縦方向のみ対応、縦横両方向対応のものがあるので居住環境に合わせて選択すること。
台形補正の見方も書いておく。
国産機種でも、プロジェクタ単体でUSBのPDFや写真を表示できるものがあるが、中華プロジェクタの中には、Androidスマホのディスプレイをプロジェクタに置き換えたようなモデルがある。
こういう機種についてはそれはそれで使い道があるので検討の価値ありだ。アプリをうまく使うことで満足感が変わる。どちらかというとポータブル系プロジェクタのほうが魅力的かもしれない。
Android内蔵の有無は、Fire TV Stick 4Kのような外付けストリーミング端末を挿せるかで読み替えてもよい。HDMI入力さえあれば、内蔵OSが貧弱でも外付けで同じことができる。動画配信が主目的なら、この組み合わせのほうが快適なことが多い。
専用を買うのがもちろんいいが、常設できない、組み立てが面倒などの課題もある。
カーテンの代わりにニトリの遮光ロールカーテンを使うことで、外光の遮断と、プロジェクタスクリーンの2点を同時に実現できる。反射率は高くないが、壁紙で見るよりははるかにきれい。買うならホワイト一択。
我が家では窓の大きさがちょうど180cmくらいだったので、最大サイズの180cmを購入し、投影サイズもMaxという感じ。窓の高さは91cmくらいでほぼ同じくらいなので80インチ相当くらい。
専用スクリーンを選ぶときのメモ。
ここに挙げている2機種は、ネイティブ1080P・「5000lm級」(実測は数百ANSI lm)という価格帯の代表例だ。型番で検索すると同価格帯の後継や類似機がいくつも出るので、レビューの新しさと在庫で選び直してよい。
これに組み合わせるのは当然
参考URL
1万円台で100インチ大画面!格安プロジェクターは横解像度1280dot以上の製品が断然オススメ!
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