USBコネクタ部に挟み込むことで、そのUSBケーブルにどれだけの電流が流れているか、規格の中のどの方式で接続されているかを確認することができるアダプタ。価格によって機能が若干違う。
機能は大きく3段階に分かれる。
- 表示だけ: 電圧(V)と電流(A)をその場で見る。LCD付きの安価なタイプがこれ。
- 記録: 積算容量(mAh/Wh)・経過時間・最大/最小値を記録できる。充電時間の比較に使う。
- 解析: PC接続でログを取り、PD/QCのどのプロトコルで何V/何Aをネゴシエーションしたかを見る。CT-3のような上位機がこれ。
「今どのくらい流れているか見たい」だけなら、安価なLCDタイプで足りる。
測れる上限は必ず確認する。安価な機種は5V/2A程度までで、20V/5A(100W)を流すと壊れることがある。Type-C対応を名乗っていてもPDの100Wまでは測れない機種があるため、測る電圧と電流の上限を仕様で見ておく。
電流の向きにも注意する。Type-Cは双方向なので、双方向(bi-directional)対応でないと向きによって数値が出ない。
Type-Aの中間に挟んで、4〜30V・最大3A程度までを測るLCD付きテスター。電圧・電流・積算容量を表示する。
- Type-A-Aの中継アダプタなので、充電器とケーブルの間に直接挟む。ケーブルを2本使うと抵抗が増えて電圧降下が大きく出るため、測定は1本で済ませる。
- 測れるのはType-Aの5V系が中心。Type-C PDの20Vを流すと壊れるので使わない。
- 分解能はmAオーダーの安価機が多い。待機電流のような微小電流の比較には向かない。
- 校正済みとは限らない。絶対値より「同じ条件での増減」の比較に使うと役に立つ。
Type-Cの中間に挟むLCD付きテスター。電圧・電流・電力・積算容量を表示し、Type-Cの双方向の値を読める。
- 4〜30V/0〜5.1A程度のレンジで、PDの20V駆動も測れる。100Wを流すと5A近くになるため、上限5.1Aの機種では定格ぎりぎりになる。余裕をもった使い方をする。
- 表示は瞬時値なので、充電の比較は積算容量(mAh/Wh)を読み取って行う。
- PDのトリガーやプロトコル解析まではできない。何Vでネゴシエーションしたかは電圧表示から推測する。
- 挟むとケーブルが1段長くなる。ラック裏など長さに余裕のない場所では干渉しやすい。
PCでのモニタ、ログ、eMarkerなどの判断を行うことができる。個人的に現状最強(2021/06)
AVHzYのCT-3は、PC接続でログを取れる上位のUSBテスター。DC 29V/6Aまで測れ、本体でLuaスクリプトも走らせられる。
- USB HIDデバイスとして認識され、専用ツールで電圧・電流の波形をリアルタイム表示できる。充電の立ち上がりや、ケーブルごとの電圧降下を比べるのに向く。
- PD/QCなどのプロトコルをトリガーして、どの電圧を要求するか試せる。ケーブルがeMarker入り(E-Marker)かどうかの判定もできる。
- 測定レンジは29V/6A。100W(20V/5A)のType-C給電まで測れる。
- 挟むと電圧降下が少し出る。数%の差を論じるなら、測定器自身の降下分を頭に入れておく。
ケーブルそのものを調べるテスター。USBケーブルの各線(VBUS・GND・D+・D-・SSRX/SSTXなど)が端から端まで繋がっているかをチェックできる。
- 充電専用ケーブルか、データ通信対応かを判別できる。100均や付属品のケーブルを仕分けるのに便利。
- 断線や接触不良の切り分けにも使う。「充電はできるがデータが通らない」ときは、まずこれで導通を見る。
- コネクタの種類ごとにアダプタが要る。Type-CのeMarkerの有無までは見られないので、そこはCT-3のような上位テスターに任せる。
※ 本ページのAmazonリンクにはアフィリエイトタグ(toobf6-22)が付いている。
🤖 このページにはAIエージェント(ノア)による編集・加筆が含まれます。内容の正確性は保証できないため、重要な判断は一次情報でご確認ください。